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このトラディショナルパフォーマンスフィッシュは、少し前寄りのツインプラグプレイスメントのテストでシェイプしたツインフィッシュ。

この板のプレイスメントのテストで、現在リリースされているモダン系キールフィンを色々試し楽しめるよう、オーダーされているお客様には少しプレイスメントを変えています。

というのもテストで現在販売されている主流なモダンキール系のベースサイズでは、この板で様々なツインフィンをテストしたプラグプレイスメントでは何かと緩さを感じるところがあったから。

ただ大柄な体型の私としては、今はリリースされていないフューチャーフィンのビッグサイズのK1キールを手に入れることができ、フィッシュならではのドライブ性と緩さとのバランスよく、何気に調子よくドライブと軽快さのバランスもよく楽しめていました。

ただそれでも波のコンディションによっては、もう少しトルクが欲しいなとか、割れてもシフトするかのようなパワーレスな厚いブレイクで滑り出しながらもいまいち加速がもたつき失速感を感じたりと気になる場面も。

このTRUE AMESのホビーキールフィンはベースが185mmとレトロなコンセプトからのベースが大きなキールツインフィン。

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モダンサーフィンも意識する中では大きすぎるのでは?コントロールも重さを感じるようになってしまうのでは?という偏見イメージで試していませんでしたが、色々調べていくうちにちょっと気になって来てゲットして試してみました。

ベースの広さで、更なるドライブ感がアップ!

テイクオフのトルク感アップも感じ、滑り出してからの推進加速の伸びもアップ。

パワーレスなショボ波でも、一度滑り出せば止まらずスムースにアプローチ可能に。

更に面白いように前へと導かれやすくなりました。

だから乗る本数も確実に増。

フィッシュ特有と言える、フェイスに軌道が現れたかのようにドライブし走っていく感覚がアップし、そして見た目やサイズ的に気になっていたリリースも素早い。

なのでドライブ重視に楽しむ中では、ストレスない軽快なコントロールも楽しめる感じ。

絶妙なレイクと細くなっていくティップの形状からなのかなとイメージ出来ます。

K1でのルースで軽快さなコントロール感よりはドライブの方が強いフィーリングですが、フィッシュサーフィンでのオールラウンドなポテンシャルを求めて楽しむには、この板のプラグプレイスメントと私のような大柄な体型には凄く面白いフィンと感じます。

小柄な人でのK2でのフィーリングが近いフィーリングになるのかな。

ツインフィンって使うフィンで位置も変われば、フィーリングも変わります。

使うフィンベースのサイズも、ツインプラグを決めるのに凄く大切。

フェイスに軌道が出来たかのようにツインフィッシュならではのドライブを楽しめるキールフィンですが、このフィンはキレ味も感じられるフィンですね。

高さも絶妙にあるサイズなので、ホールド感よく凄く乗りやすさ感もアップさせてくれる。

70キロ前後からオーバーの体型の方で、モアドライブ!と感じたい場合は試してみると面白いフィンだと思います。

ツインは自分のライディングスタイルに合ったフィンを見つけると、また凄く楽しいですんね。
同じ板がまた違った顔を見せるといった感じに、フィンによって違いや新鮮なフィーリングを感じられることが可能になると思います。

どんな乗り方で楽しみたいかってところでもフィンチョイスが変わって来ますよね。

この板にはこのフィンってのは、答えがないのもツインの面白さであり、また調子アップなセッティングに出会ってしまうと益々ハマってしまうところがツインに魅力を感じるようになってしまうところなんじゃないかな。

シングル、トライ、クアッドとはまた違った、ツインならではの面白さと魅力に妙にやられている最近であります・・・