最近はミッドレングスでシングルフィンとサイドスタビライザーをセットして楽しめる2+1。

スラスターとクアッドを楽しめる5プラグ仕様。

そしてツイン、またツインスタビと色々フィンのセッティングを変えて楽しめるようになっています。

ただマルチに楽しもうと思いつつも気をつけなければならないのは、そのボードにセットされているフィンプラグの位置、フィンプレイスメントについて説明してみたいと思います。

fin-place
一番上が2+1、真ん中がスラスターとクアッド(ネオクアッドセッティング)、一番下はツインとなります。

パッと見でも気づくかと思いますが、サイドフィンの位置がそれぞれに違うのがお分かりになるのではないでしょうか?

2+1はシングルフィンとのバランスで、スラスター(トライ)のサイドフィンプラグより少し前方。

そしてツインフィンはスラスターのサイドフィンより少し後ろの位置になります。

なので2+1でサイドフィンfが入っているからと言って、トライやツインで乗ると、駆動感が劣って感じたりルースなフィーリングが強く感じたりとなってしまうのです。

なのでシングルボックスにサイドフィンプラグを入れる場合は、正確には2+1で楽しむのか、それともツインで楽しみたいのかといった選択が必要になります。

2+1なサイドフィンプラグであっても、ベースの広いキールツインフィンなどを使用すれば、多少はごまかせるとは思いますが、確実にツインのフィーリングを楽しむという所は難しくなって来るのではないでしょうか。

5プラグの場合でツインスタビでもといった場合は、本来のツインスタビのサイドフィン位置はスラスターより後方にセットするのがセオリーではありますが、センターに小さいスタビフィンをセットするスラスターにも近いセッティングであることもあり、フロントフィンはスラスターの位置になっていてもルインスタビフィーリングは楽しめると言えます。

でも本来のツインスタビなフィーリングとは変わるので、ルースなフィーリング、またドライブ感が物足りないといったことは割り切っての楽しみ方にはなると言えます。

フィンプラグがマルチであっても、そのフィンプラグプレイスメインとを理解した中で、様々なフィンセッティングを楽しみたいものです。

オーダーの際、2+1でオーダーされた際、ツインでも乗れますか?とご質問をいただくことがあります。

乗れないことはないのですが、あくまでもシングル+サイドスタビのセッティングの中で、ツインを楽しむといったことになります。

ちなみにクアッドでも、スラスターフィーリングに近づけたネオクアッド、ツインよりに近づけたツインクアッドといった違いもあるので、これも使うフィンや好み、また求めるライディングスタイルによってチョイスが変わるといったことも知っておくと良いかと思います。

ヨシノシェイプではオーダーの際、この辺のご相談にも勿論対応しておりますので、マルチなフィンセッティングも楽しみたくご検討の方は、遠慮なくご相談いただければと思います。